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ブランド品を売るならどっちがおトク?
■ ブランド品を売るときに気になる疑問
買取をしているとお客さまから、“おトク”に関する質問で
「フリマアプリで売った方がおトク?」
「修理に出してから売った方がおトク?」
の2つを頂くことが多いです。
どちらも「今売るか・今売らないべきか」に関わる大切な内容です。
今回はそんな疑問にお答えしていきたいと思います。
はじめに
今日では、専門の買取業者や質屋などの企業による買取だけではなく、フリマアプリやオークションサイトによる消費者どうしの売買なども多くなったことで、リユース市場は活発になっているといわれています。
ただし、高価な値段がつく”ブランド品”は、「値段がつけばいくらでもいい」ではなく、「なるべく高値で売りたい」と思う方が、殆どではないでしょうか?
専門の買取業者へ売る場合の「業者への売買」とフリマアプリなどをつかった「個人間売買」について、それぞれのメリットを解説していきます。
■ ブランド品はフリマで売ったほうが本当におトク?
買取専門店など、業者売りのメリット
① 買取金額が安定している
個人間での売買と違い、買取専門店舗は店舗販売・WEB販売・オークションなど、さまざまな販売ルートを持っています。
会社の規模が大きくなるほど、その販売ルートは多くなります。
また、蓄積された数多くの情報(買取実績)から導き出された、そのときの適正相場で査定金額が提示されます。
ただし、お店によっては取り扱いができないブランドもあるので、事前に電話やメールなどで問い合わせてからだとより確実です。
② その場の査定で出た金額を受け取れる
個人間の売買ではないので、商品の到着・入金確認などのわずらわしい作業が不要です。
基本的には身分証明書と、売りたい品物をもっていき査定金額に満足できたら、その場で査定金額が支払われます。
古物法や青少年保護条例により、18歳未満の方からの買取は、保護者の同意が必須になっています。その殆どのリサイクルショップは、保護者の同伴が必須となります。
③ 専門家からの金額説明が聞ける
店舗であれば査定金額の根拠や、今後の相場傾向といった専門的な説明が受けれます。もしかしたら、今後のブランド品を買うときにヒントになるかもしれません。
④ 売買成立後のトラブルの心配がない
個人間の場合、売った後に
「商品の状態がイメージと違っていたから、返金してください」
といった連絡がくることがあることもあります。
しかし、専門の買取店舗では基本そういったトラブルはありえません。
ただし、一度売却した商品を再び手元に戻すために、買い戻したいという希望に関しては、殆どの店舗は対応していないと思います。
お店によって売却後の対応が異なる場合があるので、
・成約後に署名をする「売買契約書」の内容は確認する
・不安な点はリサイクルショップのスタッフに質問をする
など行ってください。
フリマアプリなどの、個人売りのメリット
① 想定以上の値段が付くことも
欲しいと思った人が自分で払える値段を付けるので、個人同士の売買の値段は市場相場の反映が薄いと言えます。
なので場合によっては、市場相場より高い値段が付くこともあります。
② 商売感覚を養える
自分で買ったものを自分で売ることは「商い」の基本です。
なるべく早く・高く売るには、迅速丁寧に対応して評価を上げる・撮影画像のクオリティなど上げて、他の出品者より高く売れるようにする。などそれ相応の努力が必要です。
個人間の売買を行うことで、もしかしたら眠れる才能に気づくこともあるかもしれません。
それぞれのメリットを見比べながら、自分に合った売り先を見つけるとことが本当のおトクにつながるかもしれませんね。
■ ブランド品は修理に出してから売ったほうが本当におトク?
壊れたままでも買取できるの?
フリマサイトなどの個人間売買では、壊れた商品が取引されるケースはあまり見受けられません。
なぜなら、買い手側は値段を払った物はすぐに使いたいという気持ちがあるからではないでしょうか。
いったん購入して、自分で修理したり・修理にもっていくというケースは、修理前提やパーツ取りを目的としたジャンク品などを除けば、あまり無いのではないでしょうか?
では、買取専門店舗はどうかというと、ブランドや破損状況によって、壊れていても買えるものと買えないものがあります。
しかし傾向としては、ルイヴィトン、エルメス、シャネルなど流通量が多く、人気のブランドは値段がつくケースがあります。それ以外のブランドは、破損していた場合は値段が付かないケースが多いので、お店にいく前に問い合わせてみましょう。
修理が不可能な程に破損している品物は値段が付かないケースもあります
修理をしてから持って行った方が良い?
私としては、売却するためだけに修理をすることはあまりオススメしません。
なぜなら、修理にかかった金額がそのまま査定金額に加算されることは無いためです。
場合によっては、修繕した金額より査定金額が低くなることもあります。
なるべく損をしたくないのであれば、下記の手順を踏んでから修理に出すか検討してみましょう。
① 買取専門店に壊れたまま持っていき、壊れた状態と修理を出した後の状態で、どれくらい査定金額が異なるか聞いてみる。
現品に対しての査定金額になり、修理後の査定金額はおおよその情報になる可能性が高いです。
②修理見積もりをとり、修繕費と①の修理後の査定金額を比較して、修理を出すか判断する。
注意点としては、修理を出している期間に相場が変わってしまうことです。
不確定な部分があるので、「査定金額が修繕費より低い場合は、売らずに使い切ろう」という感覚で修理に出す方が良いと思います。
まとめ
個人間の売買・買取店舗のどちらでも言える同じことは 「なるべく高い値段で売るには、それなりに手間はかかる」ということです。
その品物を売る場所、品物の状況によって、売却する値段・それにかかる手間や時間は異なってきます。
自分にとってベストな選択ができるよう、分からない点があれば、買取専門店などプロに聞いてみてもいいかもしれません。
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